「ボルチモアに旅行へ行く。」
「おすすめの観光スポットや治安情報を知りたい。」
ボルチモアは、アメリカの中でワースト3に入るほど、治安が悪い地域と言われています。
わざわざ、観光に行くのもどうかな…と思いつつ、フィラデルフィアからワシントンD.C.の途中にあったため、ベーブルース博物館に立ち寄ってみることにしました。
今回のブログ記事では、ベーブルース博物館を含めて、ボルチモアの観光情報をまとめました。
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ボルチモアの治安が悪い理由
ボルチモアは、アメリカ国内においても犯罪率が高い地域と言われており、治安はかなり良くないという認識です。
1950年代から、栄えていた貿易と重工業が陰りを見せ始め、人口流出がおきていきました。
取り残された貧困層により、ダウンタウンはスラム街へ。
貧困を抜けるための手段がないため、手っ取り早くお金が稼げるドラッグ産業が栄えていったと言われています。
ボルチモアの観光情報
治安が悪いというイメージから、日本人はあまり寄り付かない街ですが、近年は観光産業にも力を入れており、インナーハーバー地区の治安は安定しています。
メリーランド科学館や国立水族館などが人気。
さらに、ボルチモアがあるメリーランド州は「ブルークラブ」というカニの生息地。
このカニが絶品らしい。
蒸されたカニをハンマーで叩き割って食べるのがボルチモア流。
【 口コミが良いお店 】
- LP Steamers: カニをハンマーで割って食べられるお店
- Nick’s Fish House: 生オイスターを含め様々なシーフードが食べられるお店
わが家は、時間の関係上行くことができませんでした。
せっかく近くまでにいったのだから、寄ってこればよかったと今になって後悔しています。
ちなみに、コロナ関連のニュースで耳にすることが多かった「ジョンズ・ホプキンズ大学」がある場所でもあります。
ベーブルース生誕地博物館
そもそも、わが家がボルチモアに立ち寄った理由は、夫が急に「職場の人にべーブルース博物館を激推しされた」と言い出したから。
二刀流の大谷くんも頑張っているので、元祖二刀流のベーブルースについて学んできました。
ベーブルース生誕地博物館へのアクセス&駐車場
ベーブルース博物館は、ボルチモアのボールパーク「カムデン・ヤード球場」から、わずか2ブロック。
徒歩で5分くらいの距離のため、野球観戦とセット訪れる人が多いようです。
博物館には、無料駐車場が10台弱あり、わが家はそこにとめました。
ベーブルースとは?
ベーブルースは、メジャーリーグベースボール(MLB)で1914年~1935年まで、通算22年間活躍したプロ野球選手。
左投げ左打ちで「野球の神様」と言われています。
初めてシーズン中に本塁打を50本以上達成したプレイヤーで、1927年に記録したシーズン60本塁打は34年間に渡り、MLBの最多記録でした。
生涯通算本塁打は714本!
博物館はベーブルースの生家
1895年2月6日、ジョージ・ハーマン・ベーブ・ルースは、博物館になっているこの家で生まれました。
博物館の中にも、当時の様子を再現した部屋があります。
ベーブ・ルースの少年時代は、相当な悪ガキだったことは結構有名ですよね。
あまりの素行の悪さに手を焼いた両親は、ベーブルースが7歳のとき、全寮制のセント・メアリー少年工業学校に送り込んだそうです。
こういった時代背景を生家で感じることができ、なかなか興味深い体験ができました。
レッドソックスとヤンキースの仲が悪い理由
ベーブルースがメジャーデビューをしたのは、ボストン・レッドソックス。
1900年~1920年まで、ワールドシリーズ初優勝を皮切りに、1910年代にリーグ優勝4回、ワールドシリーズ優勝4回と、ベーブルースの活躍もあり、レッドソックスは華々しい成績をおさめます。
しかし、1919年12月、レッドソックスは金銭的理由から、ベーブルースをニューヨークヤンキースに売却してしまいます。
その後、レッドソックスは2004年まで一度もワールドシリーズで優勝することができず、負け続きの暗い道を歩むことになりました。
これがバンビーノの呪いです。
ベーブルースは童顔で子供みたいな顔をしていたことから「バンビーノ」の世間では呼ばれていました。
このことから、レッドソックスとヤンキースは未だに犬猿の仲だそうです。
日本遠征時の記録も
ベーブルースが来日したのは1934年。
その頃は、まだ飛行機も通っておらず、13日間の長い船の旅でした。
当時、日本にはプロ野球はなく、アメリカのメジャー選手を迎えるにあたって、チームを結成したと言われています。
その後、巨人の前身「大日本東京野球倶楽部」が生まれたのです。
日米対応試合が、日本のプロ野球業界に大きなインパクトを与えたことは間違いありません。
大スターのベーブルースが、未だに日本で大人気だという理由も頷けます。
アメリカ国家斉唱(星条旗)の歴史
MLBの試合では、必ずアメリカの国家を斉唱しますが、その習わしもベーブルースが出場した試合で始まったと言わています。
博物館では、アメリカ国家斉唱の歴史に関するドキュメンタリーも放映されています。
ボルチモア観光を楽しもう
わが家は、野球のビッグファンではありませんが、ベーブルース博物館はとても楽しい体験でした。
治安の心配もありますが、昼間の時間を中心に、人が多い場所を歩くようにすれば、犯罪に巻き込まれることは少ないと思います。
もしお時間が許すのであれば、ぜひ絶品シーフードも食べてきてくださいね。(ブルークラブ食べたかった…。)
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