あっという間に、渡米して2ヶ月が経ちました。
コロナ禍でイレギュラーなことも多い中、少しずつ、アメリカ生活が日常生活になりつつあります。
今回のブログ記事では、わが家が渡米1~2ヶ月の間で行なったことをまとめてみました。
海外赴任が決まっている方、駐在生活とはどのようなものか知りたい方の参考になれば幸いです。
手続き・申請
カリフォルニア州では、レストランの店内飲食が可能になったり、一部の学校で対面授業が始まったりしていますが、依然として役所関係は制限されています。
役所関係の手続きは、全く思うようにいかず、かなりストレスが溜まります。
SSN(ソーシャルセキュリティナンバー)の申請継続
先月からSSNの取得を試みているものの、オフィスが閉まっているため、うまくいっていません。1回目の申請は、原本を送らなったということでダメでした。
パスポートの原本を送付すれば、郵送で手続きは可能です。
ただ、郵送関係は不安があるので、領事館発行の旅券所持証明書というものを使うことにしました。
また、戸籍謄本&翻訳も却下されたので、領事館発行の婚姻証明書もつけました。
アメリカでは、担当者によって対応がマチマチなので、これでうまくいくケースもあれば、いかないケースもあります。
前回は却下の通知がきたけど、今回は提出書類だけ戻ってきただけで、その後音沙汰なし。もう少し待ってから次の方法を考えようと思います。
ロサンゼルスの領事館へ行く
SSNの申請のため、ロサンゼルスの領事館で旅券所持証明書と婚姻証明書を発行してもらいました。
サンディエゴから一番近い領事館は、ロサンゼルスにあります。ロサンゼルスの領事館は、現在完全予約制。ホームページから予約が可能です。
ただ、枠はとても少ないようで、最短で2週間後でした。キャンセル拾いで、スポットで空くこともありそうなので、急いでいる方はスマホに張り付くしかなさそうです…。
通常は、申請と受取の2回必要ですが、遠隔地に住んでいる場合は、郵送で申請手続きができました。受取は本人限定だったため、3時間かけてロスまでドライブしました。(←私は運転が心配なので、家族総出で行きました。)
運転免許試験(DMV)
運転免許の試験は予約を取っていたので、とりあえず行ってみました。検温などのスクリーニング検査も行われています。
予約がない場合は、すごい長蛇の列に並ばないといけません…。
ただ、SSNの更新がされていないということで、門前払い。試験さえも受けさせてもらえませんでした。その場で、次回の予約だけ取ってきたけど、SSNがまた間に合わなさそう。
子育て
子育ては、少しずつ前進しています。アメリカ生活の基盤がやっとできつつあります。
現地校オンライン授業開始
現地校の編入手続きは、全てオンラインで行ないました。大きな問題なく、新学期に間に合い一安心。学校からノートパソコンも無料でレンタルできました。
教材類は、学校にてドライブスルーで受け取りました。ビックリしたのは、鉛筆・消しゴム・色鉛筆・のりなど、全て学校が用意してくれていること。日本では、教材準備がかなり面倒だったので、今回はかなり楽させてもらいました。
長男くんは4th Grade、次男くんはKindergartenに。週5日間、オールイングリッシュのオンライン授業に奮闘しています。私も、子どもたちをサポートするだけで、一日が終わっています。三食つくるのがやっと…。かなりハードな駐妻生活です。
学校で使っているシステム
学区によって、オンライン授業で使うシステムは異なります。息子たちの学校は、以下のような感じです。
- Microsoft Teams … オンライン授業や課題提出に使用
- Office 365 … オンライン上で使えるOffice(WordやOutlookなど)
- Achieve 3000 … 長文読解問題など、高学年用
- Smarty Ant … フォニックス・サイトワードなど、低学年用
- iReady … 算数の問題
- ClassDojo … 先生とのコミュニケーションに使用(SNSのような感じ)
メインシステムについては、担当者からオンラインで合同説明会がありました。授業を受ける前に、システムについて学習できたので、出席してよかったです。
小学生のオンライン授業(長男)
朝8時から12時15分、先生と一緒に勉強。
小学生の授業は、ライティングやリーディングをかなり重視。算数・理科・社会もあります。
どの教科も、自分の意見を述べる場面が多い。「あなたはどう思う?」と、一日中道徳の授業をやっているようです。
日本では、正解がある教科書通りの授業しかやってきていないので、かなり戸惑いが大きいです。英語も分からない、ノートパソコンの操作もままならない状態で、本人はとても苦労している様子。
その後、夕方くらいまでかけて出された宿題を仕上げています。毎日のリーリング(30分以上)&読書感想文を書くのが地味に辛い。本は、Barns & Nobleで購入しました。
オンラインで提出して、宿題は完了。
幼稚園のオンライン授業(次男)
幼稚園の授業は、楽しいです。You Tubeなどの動画もバンバン活用。フォニックスやサイトワードを中心に学習していきます。
オンライン授業が約1ヶ月過ぎ、次男くんは既に簡単な文章が読めるようになりました。例えば、”I see the green frog.”など。
現地校の保護者会に出席した
現地校では”Back to School Night”という保護者会が開催されるようです。今年はコロナの影響で、オンラインで行われました。
日本では、保護者会と言えば、PTA役員を決める場所でしたが、アメリカは全然違う。
先生の紹介(家族構成・学歴・趣味など)から始まり、教育方針を丁寧に説明していました。息子たちの先生は、どちらも素敵な方で、すごく頼りになりそうな雰囲気で安心しました。
家庭教師の開始
小4の長男くんは、オンラインで家庭教師をつけることにしました。宿題などは、私が見ていますが、親子でやるとどうしてもケンカになりがち…。「これ、この前教えたじゃん!!」とか。
親と離れる時間も大事だと思い、日本人の先生にお願いしました。(先生は、主人の会社の方に紹介してもらいました。)主に文法を中心に教えてもらっています。
息子の成長を客観的に見てくれているので、本人の自信に繋がっているように思えます。
ママ友ができた
引きこもりがちのこの状況で、奇跡的にママ友ができました。
同じコミュニティー内に住む日本人の方で、子どもは小3と4歳児のハーフくん。基本的に会話は英語です。
たまたま、近くの公園で遊んでいたところ、声をかけてくれました。他の子と遊ぶときにも誘ってくれ、先日も総勢10人くらいで公園遊びをしてきました。私も、現地のママさんたちと情報交換。
今の時期、同年代の子たちと英語で喋る機会は少ないので、本当にありがたい。息子も、英語でちょっと話せた!何か分からなかったけど楽しかった!と言っていたので、よかったです。
暮らし
日常生活は、比較的落ち着いてきました。車の運転も少し慣れ、家電も一通り使いこなせるようになり、インテリアに気を配れるくらいの余裕ができました。
船便到着
航空便は遅れていましたが、船便はほぼ予定通り、約6週間で到着。
船便が到着して5日後から、子どもたちのオンライン授業が始まる予定だったので、かなりハイペースで荷解きを進めました。
船便が届いて2日で、約50箱を片付けました。
ダンボールを回収しに来ていただいた担当の方には「早すぎです!」と、お褒めの言葉さえいただきました。
事前に収納シミュレーションをしていたことが勝因だと思います。
キッチンのゴミ箱を購入
キッチンのゴミ箱は、かなり悩みました。アメリカのキッチンは、思ったよりもスペースが少なく、大きなゴミ箱が置けませんでした。
迷いに迷い、ダイニング側に置く形で、シンプルヒューマン風の巨大ゴミ箱を購入。アマゾンで100ドルくらい。
アメリカのゴミの分別は緩く、基本的に一般ゴミとリサイクルゴミだけなので、中で二つに分かられるタイプを選びました。
インテリア用品を購入
新生活の醍醐味!生活が落ち着き始め、やっとインテリア用品に目を向ける余裕が出てきました。
ちょうどLabor Dayのセールがあったため、色々と安く調達しました。この機会に、近くのインテリアショップもリサーチ。
私が利用したのはこの辺り。
- Home Goods
- Hobby Lobby
- Bed and Bath Beyond
値段もお手頃で、セールで半額とかにもなるので要チェックです。
アンティークモールに行ってきた
また、近くのアンティークモールにも行ってみました。アンティークモールでは、小さな個人店が軒をつらねており、数々の骨董品に出会えます。まるで宝探しのよう。
とりあえず、近場で。
- San Diego’s Largest Vintage and Antique Mall
- La Mesa Antique Mall
コーヒーカップを探しに行ったものの、古いナンバープレートをお買い上げ(笑)
インフルエンザの予防接種を受けた
アメリカでは、インフルエンザの予防接種は、薬局やドラッグストアなどで受けられます。保険に入っている場合は、無料の場合が多いです。
わが家は、VONSというスーパーをよく利用していますが、薬局が併設しています。予防接種を受けると、10%割引クーポンがもらえるということで、家族4人で受けてきました。
予約なしのウォークインでOK。薬剤師のお姉さんが打ってくれ、あっという間に終了。日本に比べて、針が細く、痛みも少なかったように思えます。
渡米2ヶ月を振り返って
渡米2ヶ月は、本当にあっという間でした。子供たちのオンライン授業が始まって、ほぼ付きっきり。別々の授業を同時に見るのは至難の業で、疲労困憊の日々が続いています。
ですが、これだけ家族が密に過ごせる時間は、人生において貴重な経験だと思います。振り返ってみたら、良い思い出になっていることを願っています。
▼ アメリカ生活最初の一年のまとめ ▼
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