「ロスカボスで何ができるの?」
「おすすめの観光情報は?」
「小さい子連れでも楽しめる?」
メキシコのビーチリゾート、ロスカボス。
日本人にとって、あまり馴染みがない旅先ですが、アメリカ人やメキシコ人にとっては、カンクンに並ぶリゾートの一つです。
ロスカボスが面する太平洋とカリフォルニア湾(コルテス海)は、「世界の水族館」と言わせるほどの多様性に富んでいます。
ダイビングやシュノーケリングなどマリンアクティビティが充実しており、さらにはオール一クルーシブホテルの選択肢が豊富で、アクティブ派ものんびり派もどちらも楽しむことができます。
今回、子連れでロスカボスに家族旅行へ行ってきたので、観光情報をまとめました。
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ロスカボスの基本情報
ロスカボスは、メキシコのバハ・カリフォルニア半島の最南端にあります。
カリフォルニアというと、アメリカ西海岸のイメージですが、もともとは現メキシコ部分は「バハ(下)・カリフォルニア」、現アメリカ部分は「アルタ(上)・カリフォルニア」と呼ばれていたそうです。
1850年に、アルタ・カリフォルニアがアメリカに譲渡され、カリフォルニア州になり、バハ・カリフォルニアはそのままメキシコに残ったので、少し名前が紛らわしいんですね。
ロスカボスの行き方・アクセス方法
主要都市からサンホセ・デル・カボ(ロスカボス)国際空港への直行便フライト時間は以下の通りです。
- ロサンゼルスからロスカボス: 約2時間30分
- サンディエゴ・ティファナからロスカボス: 約2時間20分
- テキサスからロスカボス: 約2時間45分
- シカゴからロスカボス:約4時間50分
- ニューヨークからロスカボス: 約6時間30分
日本からの直行便はありませんが、ロサンゼルスから片道150ドルほどで行くことができます。
また、サンディエゴにお住まいの方は、CBX(Cross Border Xpress)空港からメキシコに渡ってから、メキシコ国内便を利用すると、さらに安く抑えられます。
安い時期や早期割引を狙えば、片道100ドル以下で行くことも可能。
空港からホテルまでの交通手段
ロスカボス国際空港からホテルまでは、電車はなく陸路で移動するのが一般的です。
- タクシー
- ホテルの送迎サービス
- 空港シャトルバス(オプショナルツアー)
- ローカルバス
- レンタカー
わが家は、ネットで口コミがよかったCabo Airport Shuttleで、プライベートシャトルの往復便を予約しておきました。
人数が少ない場合は、ベルトラの空港送迎サービスの方が安いです。予約も日本語でできます。
ロスカボスの治安
ロスカボスは観光リゾート地と言うこともあり、治安は良好です。
大きな犯罪に巻き込まれる可能性は極めて低く、夜中や閑散とした場所を一人で出歩いたりしなければ、安全に過ごすことができます。
ただし、ホテルでの盗難の話は聞くので、貴重品やパスポートの管理はしっかりと行なってくださいね。
ロスカボスのベストシーズン
ロスカボスのベストシーズンは10月~5月と言われています。
年間300日が晴天と言われるほど、晴れが多いエリアではありますが、5~10月はハリケーンシーズン。
特に、8~10月にはハリケーンによる大きな被害が出ることがあります。
わが家は10月下旬に予約をしていましたが、運悪くハリケーンが直撃し、日程の変更をせざるを得ない状況になりました。
11月半ばにリスケジュールしたときは、2泊3日の全日程が晴天に恵まれました。ただ、プールに入るには少し肌寒く感じました。
ちなみに、現地の友達に聞いたところ、3月後半は最も気を付けないといけないシーズン。
学生の春休みに重なるため、かなり混雑が予想されるそうです。(パーティーピーポーも増える。)
ロスカボスの通貨
メキシコの通貨はペソです。
ホテルステイがメインであれば、ドルで十分です。
基本的にクレジットカードが使えるので、現金が必要なのは、チップくらい。そのチップもドルで問題ありません。
日本円は、そのまま使うことができないため、空港や市内の両替所などでペソにしておいた方が良いでしょう。
オプショナルツアーで、ガイドさん2人に各20ドル渡したのを含めて、2泊3日の日程で100ドルくらいの現金で足りました。
ロスカボス旅行モデルプラン
ロスカボスは、2泊3日程度でも楽しむことができます。
わが家は、オールインクルーシブホテルステイをメインで、以下のようなスケジュールで過ごしました。
1日目 ホテルステイを楽しむ
お昼頃にロスカボスに到着。空港シャトルでホテルへ直行し、その日はホテルステイ。
泊まったのは、ハイアット・ジーヴァ・ロスカボス。ファミリー向けの高級リゾートホテルです。
2日目 オプショナルツアーで観光名所へ
2日目は、事前に予約しておいたカボ・サンルーカス方面の半日オプショナルツアーへ。
Cabo Outfittersという個人ツアーで、Caseyさんという方がメインでガイドをやられています。(この日は別にもう一人助手の子がいました。)
このツアーがとてもよかったです✨
エル・アルコ(アーチ)までカヤックで
朝一で、ホテルへお迎えに来てもらい、カボ・サンルーカス方面へ。
ここからロスカボスのシンボル「エル・アルコ(アーチ)」までカヤックを漕いで向かいます。
ここは、コルテス海と太平洋が交わる場所。Land’s Endと呼ばれており、名前通り陸が終わり広大な海が広がっています。
途中、アシカの大群にも遭遇しました。
ラバーズビーチ&ディボースビーチ
コルテス海に面したラバーズビーチ(Playa de los Amantes)は、とても穏やかで遊泳が可能。
一方、太平洋に面したディボースビーチ(Playa del Divorcio)は、波が荒く遊泳はできません。
同じエリア内でつながっている二つのビーチ。ユニークな名前が、それぞれの特徴を表しているみたいで面白い。
ペリカンロック付近でシュノーケリング
カヤックを漕いで、ペリカンロック付近のビーチへ上陸。ここでしばらくシュノーケリングタイム。
ライフベストやシュノーケリンググッズは、全てツアー代に含まれており、レンタルさせてもらえたので助かりました。
泳ぎが得意な長男くんは、結構沖の方まで行っていたけど、ガイドのCaseyさんが付き添ってくれたので心強かったです。
【 ツアーについて 】
ツアーは送迎付きで3時間~3時間半くらい。
わが家はそのままホテルに戻りましたが、お願いすれば他の観光スポットも、少し立ち寄ってくれる雰囲気でした。
エル・アルコまで全てカヤックで行くため、やや体力が必要です。(年齢制限あり:7歳以上)
私たち夫婦でカヤック一台、子どもたちはそれぞれガイドさんとカヤックに乗りました。
子どもたちにとって、とても良い経験になったらしく、次男くんは「最高に楽しかった!」と大絶賛していました。
Get Your Guideで予約しました。(英語・スペイン語のみ、予約サイトは日本語に対応してます。)
ホテルに戻り、ランチタイム。午後は、徒歩圏内のスーパーとモールに出かけました。
あとは、ひたすら飲み食いするダラダラタイム。
メキシコ料理は日本人の口に会うし、ミチェラーダやパロマと言った南米系カクテルも美味しかったです。
3日目 ホテルステイを楽しむ
この日もフライトの時間までゆっくりホテルで過ごしました。
ロスカボスは、ただただのんびりするのに最高の場所でした。現実世界に戻りたくなくなる。
【その他】観光スポット&アクティビティ
今回のわが家の旅は、ホテルでひたすらゆっくりするのが目的。(オールインクルーシブホテルの特権を十分に満喫したかったので😅)
でも、もう少し滞在日数があったり、アクティブ派の方だったりすると、少し物足りないかもしれません。
その他、オススメのアクティビティもまとめておきました。
- ホエールウォッチング(12月~3月): 高い確率でクジラが見られるツアーがたくさん出ています。
- クルーズ: サンセットクルーズの他、パイレーツ(海賊)クルーズが子どもに人気。
- カボ・サン・ルーカス旧市街観光: エル・アルコ行きのツアーの発着地。周辺にお土産屋さんやレストランなどが多数あります。
- サンホゼ・デル・カボ散策: Plaza Mijares(メインの広場)を中心に、お土産屋さんやレストランなどがあります。メキシコらしいカラフルな旗の道も近くにあります。
- フローラファーム:砂漠の上にある美味しいと評判のオーガニックレストラン。
ロスカボス旅行の注意点
ロスカボスは、治安が良く、子連れでも楽しめるビーチリゾートですが、少し注意した方が良い点もあります。
ビーチは基本的に遊泳禁止
ロスカボスのビーチは波が高いため、基本的に遊泳禁止です。(波打ち際で、遊ぶ程度であればOK。)
シュノーケリングなど、海の中に入って遊びたい場合は、以下の公共ビーチを利用すると良いです。(東→西順)
- Palmilla Beach
- Chileno Beach
- Santa Maria Beach
- Medano Beach
- Cannery Beaches
- Lover’s Beach
シュノーケリングやダイビングを楽しむ場合、少し離れて、Balandra Beach(プラヤバランドラ)やLa Paz(ラパス)などに行く人も多いです。
友人は、La Pazでジンベイサメと泳いできたと言っていました。
空港で客引きに立ち止まらない
わが家は、メキシコ国内便が到着する第1ターミナルから外へ。その途中、カウンターがあり、そこで夫が見事に客引きにつかまってしまいました。
ロスカボス国際空港では、客引きがヒドイとの情報は事前に入手していました。なので、事前にシャトルバスは予約しておいたんですね。
夫にもそれを伝えてありましたが、空港職員っぽい人が「あちらのカウンターへどうぞ」と案内。
私が予約したシャトルバスの会社じゃないので、おかしいなと思っていたら、Garza Blancaというホテルのタイムシェアの紹介でした。
話を聞くだけで、エル・アルコ行きのツアーに無料で行けたり、高級レストランの食事なども楽しめるというメリットもあります。
ですが、わが家は既にオプショナルツアーも予約してあったし、滞在時間も短かったため断りました。ここで、数十分のロス。
ホテル予約時にトリップキャンセル保険に入っておく
最後に、とても大事なことです。
オールインクルーシブホテルの多くは、直前のキャンセルや変更ができません。
わが家が泊まったハイアットジーヴァは、14日前からはキャンセルや変更が一切できない規定でした。
天候不良や体調不良によるキャンセル料が高額になることを覚悟しておかなくてはいけません。
リスク回避するためには、トリップキャンセル保険に入っておきましょう。
アメリカ在住の方であれば、Chase Sapphire Preferredなど、クレジットカードの補償で十分です。わが家も愛用中。
Chase Sapphire Preferredは、年会費95ドルかかりますが、キャンセル補償、遅延補償、ロストバゲージ補償、レンタカー補償などのトラベル保険が充実しており、これ一枚で家族全員分適用されます。
安心して旅行を楽しむにも、最低限の保険は大事かなと思います。
メキシコなど異国の旅行にはお守り代わりに持っておきたいよね。
ロスカボス旅行を楽しもう
ロスカボスは、日本人にはまだあまり馴染みのないメキシコのビーチリゾート。
現在、かなり開発がされており、カンクンのように知名度が上がる日もそう遠くないように思えます。
アメリカ西海岸に住んでいる方はもちろん、日本からもZip Airなどでロサンゼルスまで安く行けるため、カンクンより費用は抑えられるはずです。
小さい子連れからハネムーンまで、全世代楽しめること間違いなし!ロスカボスで、ぜひ素敵なステイを楽しんでください。
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