フォニックスの二重母音とは？無料で学べるおすすめ動画教材

フォニックスの二重母音とは？
オススメのYou Tube動画は？

今回は、フォニックスの二重母音（Diphthongs/ディフソン）とは何か？二重母音を学ぶのにオススメの動画教材をご紹介します。

フォニックスの二重母音とは？

二重母音（Diphthongs/ディフソン）とは、二つの母音が合わさり、一つの音になるルールのことを言います。

Glided Vowel Sound（滑らかな母音）とも呼ばれているように、二つの母音の音を残したまま、一つの音になります。

二重母音の読み方（発音記号）

母音	読み方	発音記号
au / aw	オー	ɔː
oi / oy	オィ	ɔi
ou / ow	アゥ	au

※発音記号は、Jones式で統一しています。

auとaw、oiとoy、ouとowは、それぞれ同じ音です。2セットで覚えると分かりやすいと思います。

読み方は参考までにカタカナで書いていますが、正しい発音は、後で紹介するYouTube音源で確認してくださいね。

二重母音の単語例リスト

母音チームが入った英単語には、次のようなものがあります。

au	sauce, haul, autumn, because
aw	straw, draw, lawn, saw
oi	oil, boil, spoil, coin
oy	cowboy, toy, joy, oyster
ou	snout, shout, house, cloud
ow	crown, town, bow, brow

二重母音と母音チームの違い

母音チームも、母音が二つ並んでいるので、二重母音と混同して説明されることがあります。

母音チームは、一番目の母音をアルファベットの名前読みし、二番目は読まないのに対し、二重母音は両方の音が残ります。

例えば、母音チームの「rain」は、aをアルファベット読み「エイ」と読み、iは無視します。

二重母音「oil」は、oの音もiの音も聞こえ、二つの母音が重なり「オイ」と発音します。

※　二重母音とは？という定義もマチマチなため、ルールを分かりやすくするため、母音チームと二重母音を私なりに区別しています。世界標準ではないかもしれませんが、ご了承ください。

フォニックスルールが適応されない場合もある

フォニックスを学習すると、約7割の英単語が読めると言われています。

完璧に全てがルール通りになるという訳ではありませんので、ご注意ください。

英語圏の学校では、ルールが適用できない単語については、Sight Word（サイトワード）として覚えていきます。

フォニックスを学ぶときは、サイトワードも併せて学習することをオススメします。

フォニックスの二重母音が学べるオススメ動画5選

ここでは、実際に私の子どもが学校で紹介された動画、YouTubeで再生回数が多い動画をピックアップしました。

You Tubeで動画を検索される場合は、「Diphthongs」とキーワード検索かけると、ヒットしますよ😉

Jack Hartmann Kids Music Channel

まずは、お馴染みのJack Hartmannの動画から。

途中「ue」が出てきますが、私は「ue」は母音チーム（Vowel Teams） だと思っています。アメリカの学校でも、先生によって教え方の違いがあります。

Turtlediary

二重母音がある単語をたくさん紹介しています。発音の方法も教えてくれます。

ow と ouのパターンもありました。au aw バージョンは、なぜかリンクが貼り付けられず…。

Bricks Education

韓国のキッズ向け英語チャンネル。まずは、oi と ou バージョン。

続いて、ou と owバージョン。

お気に入りの動画で二重母音を学ぼう

今回は、二重母音が学べるYouTube動画をご紹介しました。

お子さんと一緒に動画を見ながら、二重母音の練習してみてくださいね。

それでは、Have a great English learning Time！