「グランドサークル旅行でキャピタルリーフ国立公園へ行く!」
「いまいち、パッとしなさそうだけど見どころはあるの?おすすめの観光コースを教えてほしい。」
アメリカのグランドサークルに位置するキャピトルリーフ国立公園。
他の国立公園と比べると、これと言った見どころがないため、訪問者数はかなり少ない秘境です。
今回、10日間のグランドサークルロードトリップをすることになり、せっかくなので行くことにしてみました。
実際に行ったところ、思わぬ絶景に出会えたり、美味しいアップルパイが食べられたりと、マイナーながらも見どころはありました!
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キャピトルリーフ国立公園の基本情報
まずは、キャピトルリーフ国立公園の基本情報とロードトリッププランのコツから。
キャピトルリーフ国立公園の場所
キャピトルリーフ国立公園は、アメリカのユタ州にあります。
グランドサークルのロードトリップをする場合、ブライスキャニオン国立公園アーチーズ国立公園があるモアブエリアの中間に位置してるため、キャピトルリーフ国立公園を経由していくと、スムーズな行程になります。
主要な国立公園からの所要時間は以下の通りです。
- アーチーズ国立公園(モアブ):車で約2時間
- ブライスキャニオン国立公園:車で約2時間半
- ザイオン国立公園:車で約3時間
- ラスベガス:車で約3時間
ゲートタウンは、Torrey(トーリー)という小さい街です。キャピトルリーフ国立公園まで、車で10分ほど。
国立公園内に宿泊しているのと同じくらいの位置関係です。
わが家は、次の日の朝一から行動したかったため、最寄りのDays Innに宿泊しました。(ホテルのランクは低めだが、キャピトルリーフ国立公園への立地としては最高です。)
この日は近くのスーパーですでに調達済だったので行きませんでしたが、レストランも周辺にいくつかあります。
キャピトルリーフ国立公園の料金
キャピトルリーフ国立公園の料金は以下の通りです。
- 車:$20/台
- バイク:$15/台
- その他(歩きなど):$10/人
国立公園の年間パス(National Park Annual Pass)は$80です。
年3~4箇所回る予定があるのであれば、購入した方がお得になります。(入園料金は、パークによって異なります。)
アメリカ在住の小学4年生は、年間パスポートが無料になります。
車1台分対象。Every Kid Outdoorsサイトに行き、ホームページから用紙をプリントし、ビジターセンターに行けば、年間パスポートと交換してもらえます。
キャピトルリーフ国立公園のベストシーズン
キャピトルリーフ国立公園のベストシーズンは春と秋。
グランドサークル内の国立公園は、夏場は40度近くになることも多く、厳しい暑さが予想されます。冬場は、寒さが厳しく積雪もあります。
わが家は、6月半ばの夏休みシーズに行きました。すでに30度を超える暑さで、昼間のトレイルハイキングは厳しかったです。
朝早くにトレイルに行き、日中はドライブコースメインに回れるようにプランしました。
キャピトルリーフ国立公園の所要時間
キャピトルリーフ国立公園の観光に必要な日数は、半日程度。
ただ、グランドキャニオン国立公園やアーチーズ国立公園など有名どころと比較すると地味感は否めません。
車から降りてすぐに行けるビューポイントを巡るだけだと、あまりパッとしないかもしれません。できれば、少し時間を取って、別の体験をしてみると、秘めた魅力に気付くかもしれません。
キャピトルリーフ国立公園の移動手段
キャピトルリーフ国立公園の移動手段は、基本的に車です。
キャピトルリーフ国立公園のモデルコース
実際に行ってよかった場所をモデルコースとしてご紹介します。
①パークサインの前で写真撮影
まずは入口のパークサインでいつもの記念撮影。
朝一だったため、誰もおらず家族写真は自撮りしました。
②パノラマポイント
パノラマポイントは、駐車場からすぐのビューポイント。
遠目には小さくチムニーロックが見られます。
キャピトルリーフ国立公園は、星空観賞の地でも有名です。このパノラマポイントも周りに何もないので、さぞかし素敵な星空が見られるはず。
③グースネックポイント
続いて、車を奥まで走らせていきます。途中、未舗装の道になりますが、特に問題ありませんでした。
レンタカーによっては未舗装の道はNGという場合もあるので注意してくださいね。
グースネックポイントは、小さいホースシューベンドような光景が広がっています。
駐車場からすぐなのでアクセスがしやすいです。
わが家は行きませんでしたが、グースネック・オーバービュー・トレイルもあります。
④キャピタルリーフビジターセンター
キャピタルリーフは、情報が他の国立公園に比べて少なめ。困ったときは、もちろんビジターセンターへ。
ここで、おすすめのトレイルを教えてもらいました。
もちろん、ジュニアレンジャーの冊子をもらい、準備完了。
【 ジュニアレンジャーとは? 】
ジュニアレンジャーとは、5~12歳の子どもたち向けに、National Park Service(NPS)が運営しているプログラム。
Explore・Learn・Protect(探索・学習・保護)をテーマに、アクティビティをと通して、国立公園や史跡について学べるようになっています。
レンジャーから冊子をもらい、アクティビティを終えることでバッジをゲット✨
基本的に参加費は無料です。実施している施設はこちらで確認できます。
⑤ヒックマン・ブリッジ・トレイル
ビジターセンターで紹介してもらった、定番のトレイル。キャピトルリーフ国立公園のシンボル的な巨大アーチが見どころです。
人気のトレイルですが、駐車場は少なめです。わが家は9時頃に訪れましたが、最後の一台に滑り込みセーフといった形でした。
往復1.7マイルの少し傾斜のある中級コース。トレイルヘッドの入口に、トレイルマップ(1ドルの寄付だったかな)があり、活用しました。
6月の半ばでも暑さが厳しく、結構ハードでした。(次男をなだめるのが大変。)
それでも、巨大アーチを見た瞬間、来てよかったと感動!キャピトルリーフ国立公園に行くからには、ぜひチャレンジしてほしいトレイルです。
⑥ペトログリフ・パネルズ
ヒックマン・ブリッジ・トレイルという一仕事を終えたあとは、ゆるくビューポイントを回ります。
先住民が描いたとされる壁画が残っています。
⑦シーニックドライブ
キャピトルリーフ国立公園は、州道沿いにあるため、ビジターセンターより前は無料で入ることができます。(個人的には、自然保護のため、国立公園のどこかに立ち寄るなら料金は払ってほしいと思いますが…)
入場料金を支払うと、さらに奥にある往復20マイルのシーニックドライブロードに入ることができます。
⑧ギフォード・ホームステッド(果樹園)
奥に進むと、かつてモルモンの開拓者たちが住んでいた農村がフルータ・キャンプグラウンドがとして残っています。
しかも、果樹園は今も使われており、ここで収穫されたフルーツパイがとても人気です。シーズンになれば、フルーツ狩りも楽しめるそう。
せっかくなので、ギフォード・ホームステッドでアップルパイを購入し、外のピクニックエリアで実食。
国立公園だからと甘くみていたら、かなり本格的でビックリ!リンゴもゴロゴロ入ってるし、このサクサク感も癖になる。
この広々とした大自然の中で食べるからか、本当に美味しかった。
アップルパイだけでなく、チェリーやミックスベリーなどもあります。
早めの時間帯だったから、普通にたくさん置いてありましたが、かなり人気でお昼ごろには売り切れてしまうことも多いようです。
⑨グランドウォッシュ・トレイル
ジュニアレンジャーの冊子を提出しにビジターセンターに戻ったあとは、公園の西側にあるグランドウォッシュ・トレイルへ。
別名「Narrows(ナローズ)」とも呼ばれています。
ザイオン国立公園のナローズのように、水の中を歩くのではなく、平坦なハイキングコースになっています。
途中、カサディー・アーチ・トレイルに合流し、先ほどのフルータ・キャンプグラウンドにつながっています。
わが家は、幅が狭くなる箇所(30分くらい歩いた場所)を見て引き返してきました。
キャピトルリーフ国立公園を楽しもう
キャピトルリーフ国立公園は、ヒックマン・ブリッジ・トレイルで絶景を見たり、本格的なアップルパイを食べたりと、隠れた魅力がありました。
州道沿いだけのビューポイントを見るだけだと、確かにあまりパッとしないので、ぜひ半日くらい時間を取るようにプランニングしてくださいね!
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