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モニュメントバレー観光を子連れで楽しむ旅行プラン&ホテル選び

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モニュメントバレー観光・旅行プラン

アメリカ南西部の壮大な自然景観を象徴する場所のひとつ、モニュメントバレー

映画や写真などでおなじみのこの景色は、赤く染まった砂漠の大地に突き出た巨大な砂岩の奇岩群が織りなす、自然の芸術作品とも言われています。

今回、アメリカ駐在生活の集大成、グランドサークル旅行にて、ついにモニュメントバレーに行くことができました。

ホテル選びでのちょっとした失敗はあったのものの(これはまた後ほど)、満足のいく経験になりました。

今回のブログ記事では、モニュメントバレー観光プランのコツ、おすすめのモデルコース、宿泊施設の選び方などをご紹介します。

当ブログは英語教育旅育の二つの軸を中心に子育てをする二児の母、きらが運営。

期間限定のアメリカ生活中に子連れで行ったおすすめの旅行先についてまとめています。

旅行プランマニアで、大人も子供も楽しめる旅育を心がけているので、参考にしてもらえると嬉しいです

を通じて子どもの英語力を伸ばす /

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目次

モニュメントバレーの基本情報

モニュメントバレー(Monument Valley)、正式には「モニュメントバレー・ナバホ・トライバル・パーク」は、ナバホ族の管轄になり、一つのテーマパークみたいになっています。

モニュメントバレーの場所

モニュメントバレーは、アメリカ南西部のアリゾナ州とユタ州の境界にまたがる広大な砂漠地帯に位置しています。

主要な観光地からのモニュメントバレーまでの所要時間は以下の通りです。

  • グランドキャニオン国立公園:車で約2時間半
  • アーチーズ国立公園:車で約2時間40分
  • アンテロープキャニオン:車で約2時間
  • ページ(アリゾナ州):車で約2時間
  • ラスベガス(ネバダ州):車で約6時間半

モニュメントバレーの入場料金

モニュメントバレーの入場料金は以下の通りです。

  • 入場料金:8ドル/人

ナバホ族の居住区になるため、アメリカ国立公園の年間パスは使えません。

モニュメントバレー・ナバホ・トライバル・パークは、オフロードのバレードライブ(ツアー有)、ホテルやキャビン、キャンプグラウンド、レストラン、ビジターセンターなどがある約370㎢の巨大なエリアです。

予約は特に必要ありませんが、事前にホームページでチケットを購入しておくこともできます。

ただし予約の有無に関わらず、繁忙期は入場規制を行なっていることもあります。

きら

わが家は夏休み期間の15時頃に到着しましたが、なかなか進まず、入場まで30分ほど待ちました。

注意点

  • 一度料金所を通過すれば、ゲートの外に出るまで滞在できます。ただし、再入場不可
  • エリア内のホテルのみを利用したい場合も料金を支払う必要があります。

モニュメントバレーのベストシーズン

モニュメントバレーは砂漠気候のため、夏は非常に暑く、冬は寒くなります。春と秋が最も快適で、晴天率が高いため絶景を楽しむのに最適です。

  • 春(3月〜5月)、秋(9月〜11月):気温が穏やかで観光に最適です。日の出や夕日を眺めるには、この時期が特におすすめです。
  • 夏(6月〜8月):日中の気温は40℃を超えることもありますが、乾燥しているため過ごしやすいことも。
  • 冬(12月〜2月):寒冷で、雪が降ることもあります。

モニュメントバレーの所要時間

モニュメントバレーの観光に必要な日数は、半日~一日程度。

モニュメントバレーシーニックドライブ(通称:バレードライブ)を周遊するだけで最低2時間必要です。

朝日夕日を鑑賞したいのであれば、モニュメントバレー内に宿泊した方が良いでしょう。

モニュメントバレーの観光プラン

モニュメントバレー観光と言えば、美しいビューを楽しむことですよね。主に3つの方法があります。

ビジターセンターからビューを楽しむ

モニュメントバレー観光・ビジターセンター

ビューホテルに隣接しているモニュメントバレービジターセンターには、広い展望エリアがあり、モニュメントバレーの象徴ともいえる3つビュートを見ることができます。

このビュートは、左から「West Mitten Butte」「East Mitten Butte」「Merrick Butte」という名前がついています。

この景色は、自分の目で見る価値があります。この感動は、テレビやネットなどでは味わえないものだと思います。

ビュート(Butte)とは、侵食によって細くなった大地にできた棒状の岩山のこと。フランス語で「小さい丘」を意味するそうです。

ビジターセンターには、ギフトショップやレストランなども入っています。

ギフトショップでは、ナバホ族の伝統工芸品を購入することができます。

買わなかったけど、私はこの人形が気に入りました。すごい魔除け効果がありそう。その分、お高い。

バレービューをドライブする

モニュメントバレー観光・バレードライブ

モニュメントバレーには、車でオフロードをドライブしながら、絶景ビューが楽しめる「Monument Valley Scenic Drive(モニュメントバレー・シーニック・ドライブ)」があります。

通称「Valley Drive(バレードライブ)」と呼ばれています。

17マイルのループドライブルートの中には、モニュメントバレーのシンボルである3つのビュート以外にも、様々な絶景に出会うことができます。

ゲートで料金を支払えば、別途お金はかからないため、コスパよくビューを楽しむことができます。

わが家もこの方法でもモニュメントバレーの絶景を楽しみました。

バレービュー観光におすすめの時間帯

混雑を避けるのであれば、朝一のタイミングがベストです。わが家は7時半くらいに、バレードライブのゲートを通過しました。

まだ車も少なく、運よくツアー客と鉢合わせることもなかったため、各ポイントゆっくりと回ることができました。

8:00頃からは、JEEPツアーのお客さんが増え始めた印象でした。

オープン時間は時期によって異なるため、ビジターセンターかホテルのフロントなどで聞いておくと安心。

オフロードと走行した車について

バレードライブは未舗装のドライブルートになります。

キャニオンランズ国立公園のような坂道は少な目なので、4WDでなくとも、車体が高めのSUVなら走行可能です。

車体が低めの車は、下を擦ってしまう可能性があるため、控えた方がよいかと思います。

わが家は自家用車の2WDのSUV(トヨタ・ハイランダー)でドライブしました。

自走できなくなった場合は自己責任で、施設によるロードサービスはありません。もし、心配な場合は少し高いですが、ツアーで行くことをおすすめします。

レンタカーによってはオフロード走行は補償の対象外の場合もあるので、必ず規約を確認するようにしてください。

バレードライブ観光の所要時間

バレードライブの周遊は、一般的に2時間程度必要だと言われています。

わが家は7時半過ぎにスタートし、10時前くらいにビジターセンターに戻ってきました。

途中からは一方通行のループドライブになるため、一度入ったら引き返すことができません。

トイレは、途中に仮設トイレが置いてありました。(夫は入りましたが、思ったよりキレイだったと言っていました。)

お気づきかと思いますが、バレードライブ内には自販機やコンビニはもちろんありません。ガソリンスタンドもありません。

約2時間のドライブに耐えらえるように、しっかりと準備してから挑んでくださいね。

バレービューの地図

実際に行ってきたポイントは以下の通りです。

① The Mittens & Merrick Butte

モニュメントバレー観光・バレードライブ

左からイーストミトン、ウエストミトン、メリックビュートというモニュメントバレーの3つの象徴。シーニックドライブに入り最初に現れるスポットです。

少し逆光になってしまったのが残念ですが、荒野の絶景を見ることができるので、ぜひ立ち寄ってくださいね。

② Elephant Butte

モニュメントバレー観光・バレードライブ

象に見えると言われているエレファントビュート。

ちょっと無理があるような気もしますが、イマジネーションが豊かな方だったら、難なく見えるのかな。

③ Three Sisters

この3つの柱もモニュメントバレーでは有名です。3人のシスター(修道女)に見られてることから、スリーシスターズと名付けられています。

④ John Ford’s Point

ジョンフォードポイントは、ハリウッド監督のジョンウェインから名付けられたポイント。

私たちが行ったときは、朝一だったからか、ショップはまだやっていませんでした。時間が合えば、上の画像のように、馬に乗って写真を撮ることもできるそうです。(画像参照:AC Photo)

朝早い時間帯は、人が少ないメリットはありますが、ショップなどに立ち寄りたい場合は、もう少し遅い方が良いかもしれませんね。

⑤ Camel Butte

道路沿いにあるキャメル(ラクダ)の形をした岩です。

エレファントビュートと同様、想像力に欠ける私はイマイチ分かりませんでした(笑)

ここから先は一方通行になります。戻ることはできなくなるので気をつけてください。

⑥ The Hub

車輪などのホイールハブに似た岩です。思わず、検索しちゃったけど、タイヤなどを固定するために真ん中にある部品らしい。

⑦ Totem Pole

奥の方に何本かある高い棟状の岩。これは何となくイメージがつきました。

⑧ Sand Springs & Spearhead

この岩はもはや何を象徴しているのか分からずじまい(笑)

右側がSpearhead(槍の頭)に見えるメサ。

⑨ Artist ‘s Point

ループの一番奥にあるビューポイント。どこがビューポイントか分からないくらい広い敷地になっています。ゆっくりと時間が流れる空間で大自然を肌で感じられます。

ここで少しゆっくりしていると、遠くの方で稲光が。この写真からもかなり雲行きが怪しくなっているのが伝わるのではないでしょうか。

オフロードは水に弱く、雨が降ると道がぬかるみ、走行できなくなるそうです。しかも、この辺りの天気は非常に変わりやすい。

実際わが家が行ったときも、朝は晴天だったのに、この辺りから急に雲行きが怪しくなりました。

⑩ North Window

ノースウインドウは、メインのドライブルートから少し中に入らないといけないため、行くのを控えました。

今にも雨が降り出しそうだったので、後半はかなり駆け足。

⑪ The Thumb

最後に親指の形をしたザ・サムを見て、バレードライブは終了です。

ビジターセンターに戻った瞬間に、大雨が降り出したのでギリギリセーフでした。

オプショナルツアーを利用する

オフロードの運転が心配な場合は、ナバホガイドのオプショナルツアーを利用しましょう。

バレードライブを周遊するJEEPツアーは、大人一人80ドル前後

その他、朝日を見るツアー、一般では入ることができない秘境ツアーなど様々なコースがあります。

確実に予約しておきたい場合は、TripadviserViatorGet your Guideなどを利用すると良いかと思います。

現地では、当日申し込みできます。ホテルのフロントでもツアーを紹介してもらえます。

ビジターセンターの駐車場からもひっきりなしにJEEPツアーが催行されていました。

モニュメントバレーの宿泊施設

モニュメントバレー観光をする際、利用される宿泊施設は主に2つ。

どちらの人気が高いので、旅行の日程が決まったらなるべく早く予約を取りましょう。

ザ・ビュー・ホテル(The View Hotel)

モニュメントバレーで最も有名なホテルが、ザ・ビュー・ホテルです。

このホテルはモニュメントバレーの中に位置しており、部屋から絶景を眺めることができるという、他にはない特別なロケーションが魅力です。

朝日や夕焼けの時間帯には、バルコニーから見渡すビューが圧巻です。

  • 住所:Indian Route 42, Oljato-Monument Valley, AZ
  • 特徴:全ての部屋がモニュメントバレーの方向を向いており、部屋からの景色は驚異的。シンプルでありながら快適な客室が整っています。
  • 料金:1泊あたり約200ドル〜(季節や部屋の種類による)

グールディングス・ロッジ(Goulding’s Lodge)

もうひとつの人気の宿泊施設が、グールディングス・ロッジです。

モニュメントバレーに近く、広々としたロッジ形式の客室が魅力。映画『駅馬車』をはじめとする数々の西部劇の撮影拠点としても知られています。

  • 住所:1000 Main Street, Monument Valley, UT
  • 特徴:屋内プールや博物館も併設されています。映画の歴史に触れることもできます。
  • 料金:1泊あたり約150ドル〜

ザ・ビューホテルのキャビン

さらに、ザ・ビューホテルには、ホテルタイプとキャビンタイプの2種類があります。さらにはキャンプグラウンド(RVグラウンド)も備わっています。

わが家は、キャビンタイプを選びましたが重大な失敗をしてしまいました。

キャビンのタイプ

ここで人生最大の失敗です。キャビンは主に4つのタイプがありますが、わが家が選んだのは一番安いタイプのValley Rim Cabin

夏場のピークシーズンで、キャビン一棟320ドルくらい。

実際に行ってみて知った事実は… キャビンは前列と後列の配置になっています。

そして、Valley Rim Cabinは後列(上の画像の10~17)。Premium Valley Rim Cabinが前列だったんですね。

開放的なモニュメントバレーのビューが見られると思っていたのが、前にキャビンがあり、全く特別観を感じることができませんでした。

後列のキャビンを配慮してか、一応ビューポイントが設けられています。

↑ 前列からの景観。

正直、ちゃんと確認しなかった自分が悪い。でも、どれだけでも土地があるのに、なぜこの配置にしたのか、本当に謎です。

キャビンの部屋

キャビン自体は、広々していました。メインの部屋に加えて、二段ベッドの部屋もあります。

冷蔵庫、電子レンジ、コーヒーメーカーなどもあります。

わが家は、モニュメントバレーに入る前に、スーパーで夕食を買ってきて持ち込みました。(在米者にとってご馳走の赤いきつねは家から持参。)

本当は外のテラスでモニュメントバレーの絶景を臨みながら、家族でパーティーをする予定でしたが、ビューもイマイチながら強風まで吹いてくる有様。

仕方がないので、部屋のテーブルで食べました。

デザートにはチーズケーキやフルーツまで買い込んだのにね。

まぁ、何もかもうまくいく旅なんてない。モニュメントバレーを見ながら家族で囲んだ食卓と食後の大富豪は、今となっては良い思い出です。

ビューホテルの絶景レストラン(朝食)

キャビン棟に宿泊する場合も、ザ・ビューホテルのレストランの無料朝食がついています。

アメリカのコンチネンタルブレックファストなので内容的には期待してはいけませんが、立地は最高です。朝一に行ったところ、窓際のベストポジションに座れました。

この絶景を見ながら朝食を頂けるなんて、贅沢すぎました。

ちなみに、わが家以外にも日本人のグループを3~4組みました。やはりモニュメントバレーは人気ですね。

モニュメントバレー周辺のおすすめスポット

モニュメントバレー周辺にもぜひ訪れてほしい観光スポットがいくつかあります。

フォレストガンプポイント

映画「フォレストガンプ」のロケ地に使われた場所。旅行ガイドブックなどにも必ずといってよいほど登場する場所です。

モニュメントバレー・ナバホ・トライバル・パーク外の公道(US-163号線)沿いのスポットなので、もちろん無料です。

左右に車をとめる場所はたくさんあり、多くの観光客は道路の真ん中で写真を撮っていました。

それなりに交通量を多いので邪魔にならないように気を付けながら写真撮影を楽しんでください。

フォーコーナーズ

フォーコーナーズ

モニュメントバレーから車で約2時間の距離にあるフォーコーナーズ。

アリゾナ州、ユタ州、コロラド州、ニューメキシコ州の4つの州の境界線が一つの地点で交差する珍しいスポットです。

交差地点にはモニュメントが建っており、両手両足をそれぞれの州に置いて写真を撮るのが定番です。

グランドキャニオン国立公園

グランドキャニオン

アリゾナ州にあるグランドキャニオン国立公園

地球の歴史を感じさせる圧倒的なスケールと美しさで、多くの観光客を魅了しています。

フォーコーナーズからは、車で約2時間半ほど。

モニュメントバレーの絶景を楽しもう

一生に一度は訪れたかったモニュメントバレー。アメリカ駐在期間、本帰国前に行くことができて本当によかったです。

美しく壮大な景色は、時が止まったような静寂と神秘を漂わせ、自然の力と時の流れを感じながら、自分自身を見つめ直す機会を与えてくれる感動的な場所でした。

ぜひ、機会があればこの大自然を訪れてみてください。

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当ブログの海外旅行記事は、2020.07~2024.07に行った家族旅行記の情報を元にまとめています。

モニュメントバレー観光・旅行プラン

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