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グランドサークル周遊モデルコースは?おすすめの回り方と注意点

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グランドサークル旅行プラン

アメリカ南西部に広がる壮大な自然の宝庫「グランドサークル」。このエリアには、国立公園や国定公園、州立公園など、息をのむような絶景スポットが点在しています。

中でもグランドキャニオン、モニュメントバレー、アンテロープキャニオンなどは、世界中から観光客が訪れる人気スポットです。

この記事では、初めてでも無理なく楽しめる10日間のグランドサークル周遊モデルコースとともに、旅行日程の計画方法、旅行時の注意点を詳しくご紹介します。

これからグランドサークルを旅する方は、ぜひ参考にしてみてください。

当ブログは英語教育旅育の二つの軸を中心に子育てをする二児の母、きらが運営。

期間限定のアメリカ生活中に子連れで行ったおすすめの旅行先についてまとめています。

旅行プランマニアで、大人も子供も楽しめる旅育を心がけているので、参考にしてもらえると嬉しいです

を通じて子どもの英語力を伸ばす /

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目次

グランドサークルの周遊コースの作り方

グランドキャニオン国立公園・マザーポイント
グランドキャニオン国立公園

グランドサークルとは、アメリカのユタ州とアリゾナ州の州境にあるレイクパウエルを中心に、半径約230kmの円の中に含まれるエリアの総称で、多くの国立公園・国定公園が点在する自然景勝地帯です。

地球の歴史を感じさせるような渓谷や奇岩群、砂漠、渓流などが織りなす風景は圧巻で、まさに映画の世界を旅しているような感覚を味わえます。

グランドサークルの旅は、一生に一度は体験したい壮大なロードトリップ。広大なエリアを効率よく巡るには、しっかりとしたプランニングが欠かせません。

まずは、グランドサークルを思い通りに楽しむためのプランニングのコツ10個をまとめました。

1. 旅の所要日数を決める(目安:最低7日〜理想は10日以上)

グランドサークルは、国立公園や州立公園が密集した広大なエリア。主要スポットを満喫するなら10日以上がおすすめです。

  • 7日以下:かなり絞り込んだルート(例:グランドキャニオン+ザイオン+ブライスキャニオンのみ)
  • 10日程度:主要国立公園+アンテロープ・モニュメントバレーなどのハイライトをカバー
  • 14日以上:日本人認知度が低めのエリアも網羅できる

2. 周遊ルートは「円を描くように」無駄なく回る

ラスベガス観光|夜のベラージオ
ラスベガス・ベラージオの噴水

出発地点は多くの人がラスベガスまたはフェニックス

グランドサークルの旅にルートの決まりはありませんが、円を描くように回ると無駄が少ないです。

例えば、ラスベガスを出発地点にした場合、時計周りまたは反時計回りは以下のようなイメージになります。

  • 時計回り: ラスベガスからザイオン国立公園方面へ行くルート
  • 反時計回り: ラスベガスからグランドキャニオン国立公園方面へ行くルート

個人的に、時計回りのルートで最後にグランドキャニオン国立公園を持ってくるルートの方が良いかなと思います。

3. 行きたい場所を決める

画像参照:https://ontrip.jal.co.jp/ame/17313016

周遊日数を元に、行きたい場所を厳選していきます。以下、グランドサークルの主要スポットです。

名称目安特徴・おすすめポイント
ザイオン半日~3日美しい渓谷と川の中を歩く「ナローズ」
ブライスキャニオン半日独特の奇岩「フードゥー」が並ぶ幻想的な景色
キャピトルリーフ半日果樹園と絶景ハイキング
アーチーズ半日~1日2,000以上の自然アーチが点在する驚異の景観
キャニオンランズ半日~1日コロラド川とグリーン川が削った広大な渓谷群
メサヴェルデ半日~1日世界遺産にも登録された貴重な考古学的エリア
フォーコーナーズ1時間アメリカで唯一、4つの州を同時にまたげるスポット
モニュメントバレー半日映画のような風景が広がる聖地
アンテロープキャニオン2時間光のビームが神秘的な狭い渓谷
ホースシューベンド1時間コロラド川の蛇行絶景スポット
ザ・ウェーブ半日幻想的な波模様の岩層(抽選)
レイクパウエル1時間~半日全米第2位の大きさを誇る人造湖
グランドキャニオン半日〜3日圧巻の峡谷と夕陽スポット
セドナ半日~2日赤い岩山が連なる「レッドロック」の絶景が広がる癒しの街
ルート66の街半日映画『カーズ』のモデルとなった町

距離や渋滞、園内移動時間を考慮して、1日1〜2スポットが基本。

忙しい日本人の特性上、どうしても観光スポットを詰め込み過ぎる傾向があります。すると移動時間ばかり取られてしまいますよね。

行った場所の数よりも、現地でどれだれ楽しめるかが大事です。グランドサークルは、「寄り道」で出会える絶景も魅力の一つ。

「余白時間」も旅の一部として取り入れることで、思いがけぬ発見もあるはず!

4. 宿泊場所は移動ルートに合わせて予約するのが鉄則

モニュメントバレーのザ・ビューホテル

宿の予約のタイミングでは周遊ルートを決め、長距離移動を回避するために、エリアごとに分散滞在しましょう。

国立公園内の宿泊施設(ロッジ・キャビン・キャンプサイト)などを利用すると、移動時間の短縮につながります。

ただし、園外に比べて高く、施設もイマイチなことも多いので、国立公園以外の楽しみ(食事や買い物など)を希望している場合は、以下の街を宿泊拠点にすると良いと思います。

宿泊エリア目的地
スプリングデールザイオン
ブライスキャニオンシティブライスキャニオン
トーリーキャピトルリーフ
モアブアーチーズ、キャニオンランズ
カエンタモニュメントバレー
ペイジアンテロープキャニオン、ホースシューベンド、レイク・パウエル、ザ・ウェーブ
コーテズメサヴェルデ
タサヤン・フラッグスタッフグランドキャニオン

5. トレイルハイキングの有無で滞在時間を調整する

キャニオンランズ国立公園観光・グランドビュー
キャニオンランズ国立公園

グランドサークルの弾丸ツアーなどでは、駐車場からすぐに立ち寄れるビュースポットをメインに周遊することが多いです。

ですが、ビュースポットだけでは、その国立公園の魅力は知り得ないと思うんです。

ですが、せっかく個人のロードトリップを計画するのであれば、1つの公園につき、1回はトレイルハイキングに挑戦すべきです。

アメリカの国立公園では、様々なレベルに応じたハイキングコースが用意されています。

子連れでお散歩感覚でサクッと歩けるものから、半日以上かけたガチの山登りコースなどがあります。

NPSのサイト、およびアプリにて詳細の確認ができます。

主に以下のようなレベルに分かれているので、メンバー構成や体力に合わせて、無理なく選ぶようにしてくださいね。

  1. Easy(初級)
  2. Moderate(中級)
  3. Strenuous(上級)

6. 予約が必要なスポットあり

アンテロープキャニオン
アンテロープキャニオン

場所によってはツアーを予約しないと入れなかったり、時期によっては入場制限をしていたりすることもあります。

  • アーチーズ国立公園(夏場は入場予約が必要)
  • メサヴェルデ国立公園(ツアーに参加する場合や予約が必要)
  • 国立公園内の宿泊施設(早い時期から満室になることも多い)
  • ザ・ウェーブ(抽選制)
  • アンテロープキャニオン(ツアー必須)

国立公園関係は、NPSの公式サイトにて最新情報が確認できます。

7. ベストシーズンは春(4〜5月)と秋(9〜10月)

夏は猛暑&混雑、冬は積雪・通行止めのリスクあり。

日中と朝晩の寒暖差が大きいため、重ね着しやすい服装が◎

8. 国立公園パス(America the Beautiful Pass)はマストアイテム

年間パス: $80で国立公園すべて入園可

ゲートやビジターセンターで購入できます。複数スポット回るなら、必須アイテム!

9. 移動距離とガソリンの確保に注意

広大なアメリカでは、一本道が多く、ガソリンスタンドが少ない区間もあります。

1日300〜400kmの移動になることもあるため、早めの給油を習慣に

ダウンロード型の地図(Googleマップのオフライン機能など)も活用し、目安にピンを立てておくことをおすすめします。

10. 食料・水を用意しておく

持参した食料

国立公園内はレストランや売店が少ないし、この内容でこの値段?!と残念に思うことが多いです。

トレイルミックス、プロテインバーなどの軽食は、トレイルを歩くときは必ず常備しておきましょう。

わが家は、カップラーメンとポータブルケトル+魔法瓶を持っていくことが多いです。自然の中で食べるカップラーメンは最高に美味しいです。

水も思った以上に消費するので、スーパーで24本入りボトルを購入し、トランクに積んでおくと安心です。

夏場は、クーラーボックスも必須。ほとんどのホテルには、アイスディスペンサーがあるため、ジプロックやタッパーなどに入れておくと保冷剤として活用できます。

▼ 国立公園の攻略法も見てね。

グランドサークル10日間モデルコース

アーチーズ国立公園観光・デリケートアーチの絶景
アーチーズ国立公園

実際にわが家が周遊した経験を元に、ラスベガス発着の理想的な10日間モデルコースを作ってみました。

比較的ゆとりをもちながらも、主要な観光地を網羅したプランとなっています。

DAY1:ラスベガス着 → ザイオン国立公園

  • 移動距離:約260km(約2.5〜3時間)
  • 立ち寄りスポット:セントジョージ(途中休憩)
  • 宿泊地:ザイオン国立公園内 or スプリングデール(ザイオン国立公園入口の町)

園内のレストランは期待できないので、スプリングデールのレストランで食事を取ったり、スーパーで食料調達をすることをおすすめします。

DAY2:ザイオン国立公園

  • 移動距離:約120km(約2時間)
  • おすすめスポット:エメラルドプール、ナローズハイキング、キャニオンオーバールック
  • 宿泊地:ブライスキャニオンシティ

夕方にはブライスキャニオンシティに移動。夏場なら園内のロッジに宿泊するのも有り。

DAY3:ブライスキャニオン国立公園

  • 移動距離:約190km(約2.5〜3時間)
  • おすすめスポット:サンライズ・ポイント、インスピレーション・ポイント、ナバホループ
  • 宿泊地:トーレイ(キャピトルリーフ近く)

朝一でブライスの朝日鑑賞。幻想的なフードゥーが見られます。

DAY4:キャピトルリーフ国立公園・モアブ観光

  • 移動距離:約210km(約3時間)
  • おすすめスポット:グースネックポイント、果樹園でアップルパイ、ヒックマン・ブリッジ・トレイル
  • 宿泊地:モアブ

午後はモアブでのんびり。レストランやお土産店があるカワイイ町です。

DAY5:アーチーズ国立公園

  • 移動距離:日帰り範囲
  • おすすめスポット:デリケートアーチ、デビルズガーデン、ウインドウトレイル
  • 宿泊地:モアブ

ユタのナンバープレートにもあるデリケートアーチ・トレイルは難易度は少し高め。時間が限られている場合は、展望台あり。

DAY6:キャニオンランズ国立公園 → モニュメントバレー

  • 移動距離:約360km(約4時間)
  • おすすめスポット:メサ・アーチ、グランドビューポイント・トレイル
  • 宿泊地:モニュメントバレー内(ザ・ビュー・ホテル)

キャニオンランズ国立公園はアイランド・イン・ザ・スカイエリアがメイン。夕方頃に合わせて、モニュメントバレーへ。

DAY7:モニュメントバレー → アンテロープ→ホースシューベンド → ペイジ

  • 移動距離:約200km(約2.5時間)
  • おすすめスポット:アンテロープキャニオン・アッパーまたはロウア―ツアー(要予約)
  • 宿泊地:ペイジ

モニュメントバレーでご来光を拝み、お昼頃にアンテロープキャニオンへ。アッパーキャニオンで光のビームを見る場合は11時~13時ぐらいがベストタイミング。ホースシューベンドで夕焼け鑑賞。

DAY8:ペイジ → グランドキャニオン国立公園(サウスリム)

  • 移動距離:約220km(約3時間)
  • おすすめポイント:デザートビュー、ヤバパイポイント、マーサポイント、ブライトエンジェル・トレイル
  • 宿泊地:グランドキャニオン国立公園内 または タサヤン

グランドキャニオンでのサンセット鑑賞はマスト!宿泊施設も充実しているので、園内の宿泊がおすすめ。

DAY9:グランドキャニオン → ルート66の街 → ラスベガス

  • 移動距離:約450km(約5時間)
  • 途中観光:ウイリアムズ、セリグマン
  • 宿泊地:ラスベガス

ルート66のレトロな街並みが楽しい「セリグマン」や「ウイリアムズ」

DAY10:ラスベガス観光 & 帰宅

ラスベガスはショッピングや食事が楽しめる街。もちろん、カジノも!

アメリカ・グランドサークル旅行を楽しもう!

モニュメントバレー・フォレストガンプポイント

グランドサークルは、広大な自然を全力で楽しめる旅!

ロードトリップの魅力は、自分の好みに合わせてカスタマイズができるところ。今回、ご紹介したモデルコースはあくまでも一例です。

ぜひ、オリジナルの日程を考え、満足度が高い旅にしてくださいね。

▼ わが家の旅の行程はこちら。

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当ブログの海外旅行記事は、2020.07~2024.07に行った家族旅行記の情報を元にまとめています。

グランドサークル旅行プラン

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