アメリカで年末年始はどう過ごすの?
日本との違いはあるの?
国が変われば、文化も変わる。アメリカの年末年始は、日本と違うところがいくつもあります。
今回のブログ記事では、年末年始をアメリカで過ごしてみて、ビックリしたことや興味深かったことをご紹介します。
アメリカのお正月は案外あっさりしている印象。
アメリカの大晦日&お正月の基本情報
アメリカの年末年始は、日本よりも前倒し。
11月下旬のサンクスギビング(感謝祭)を皮切りに、ホリデーシーズンが始まります。
クリスマス前後が、日本の年末年始に近い雰囲気になり、1月2日から日常生活に戻ります。
アメリカの大晦日について
アメリカでも大晦日は、12月31日です。祝日ではないので、お店も短縮営業していることが多いですが、普通に開いています。
英語では、大晦日のことを「New Year’s Eve(ニューイヤーズイブ)」と言います。クリスマスイブと同じような感じですね。
アメリカのお正月について
アメリカでもお正月は、1月1日です。Feleral Holiday(国の祝日)のため、学校や会社は基本的のお休みです。
お店も閉まっていることが多いです。
英語では、お正月のことを「New Year’s Day(ニューイヤーズデー)」と言います。
アメリカvs日本!年末年始の過ごし方の違い
アメリカと日本。年末年始の過ごし方にどのような違いがあるのでしょうか。
違い① 大掃除はしない
「今年の汚れ、今年のうちに。」と、言われるように、日本では年末に大掃除をする文化がありますよね。
年の瀬に、お寺や神社で行われる「煤払い(すすはらい)」が、大掃除のルーツだと言われています。
何でも、平安時代からこの風習はあったようです。
1年の汚れをキレイに落として清めることで、年神様が多くのご利益を持ってくるとされています。
ただ、アメリカでは、忙しすぎるホリデーシーズンに大掃除はしません。
「Spring Cleaning(春の掃除)」という言葉があるように、大掃除の時期は春ですね。
わが家も、アメリカ式で年末に掃除をするのをやめました(笑)
違い② クリスマスツリーは出しっぱなし
日本は、ハロウィンが終わった頃からクリスマスシーズンに移行し、クリスマスが終わった翌日に撤去してしまうことが多いですよね。
アメリカでは、サンクスギビング(感謝祭)の後に、クリスマスデコレーションをし始め、お正月まで飾っています。
年が明けてから、クリスマスツリーを片付ける家がほとんどです。
生のもみの木を使ってデコレーションした場合は、年始にゴミ回収車が持っていく日が設定されています。
日本の鏡餅、締め縄、門松といったお正月飾りもありません。
違い③ カウントダウンを重視する
日本は、大晦日やお正月は家族でゆっくりする文化。紅白歌合戦、ゆく年くる年を見ながら、年越し蕎麦を食べるのが、よくある過ごし方ですよね。
アメリカでは、大晦日には、各地でニューイヤーイブのカウントダウンパーティーが開催されます。
最も有名なのが、ニューヨークタイムズスクエアのカウントダウンです。
日本の厳かな除夜な鐘と違い、派手なのが特徴。カウントダウン後には、花火やライブがあり、夜通し盛り上がるイベントです。
また、友達や家族と賑やかにカウントダウンパーティーをする方も多いです。年明けと同時に、シャンパンで乾杯します。
国土の広いアメリカでは、東のニューヨークから西のハワイまで、時差が6時間あります。
- 東部時間(Eastern Standard Time)
- 中部時間(Central Standard Time)
- 山岳部時間(Mountain Standard Time)
- 太平洋時間(Pacific Standard Time)
- アラスカ時間(Alaska Standard Time)
- ハワイ時間(Hawaii Standard Time)
新年が明ける時間も異なってくるので注意が必要です。
タイムズスクエアのカウントダウンは、東部時間の地域に住む方の特権です。
違い④ お正月料理がない
日本ではおせち料理やお雑煮など、お正月特有のメニューがありますが、アメリカでは、これと言ったお正月料理はありません。
一部南部の地域では「Black Eyed Peas(ブラック・アイド・ピーズ)」という種類の豆を煮込んだ料理を食べるようです。アフリカンアメリカン系の家庭で作られています。
日本でいう「黒豆」に似た感じでしょうか。お正月にこの豆料理を食べることで、運気がアップすると言われています。
違い⑤ お正月はゆっくり過ごす
前日のパーティーで疲れも溜まっているので、お正月は基本的にゆっくり過ごします。
日本のように、朝早くに起きて、初日の出を見たり、初詣に行ったりすることはありません。
- 福袋
- 年賀状
- お年玉
- 御屠蘇
- 七草粥
日本人家庭のわが家の過ごし方
アメリカ在住のわが家は、日本流の大晦日&お正月を過ごしています。
やはり、日本の食文化は外せません。大晦日に年越し蕎麦を、お正月にはお雑煮とおせち料理を食べます。
日本の食材が全て揃う訳ではありませんが、それなりにお正月っぽい料理を作ってお祝いしています。
お正月には家族みんなで「百人一首」と「花札」も行ないます。
海外で暮らす子供たちは、家庭でしか日本の文化を知ることができません。
そのため、日本にいるとき以上に、日本の文化を意識して子育てするようになりました。
日米両方のイベントが盛りだくさんで、親としては準備が色々と大変ですが、家族の時間を楽しんでいます。
アメリカの年末年始についてのまとめ
アメリカでは、サンクスギビングやクリスマスを重視する分、お正月はあっさりと終わってしまう印象です。
お正月の楽しさは、完全に日本の勝ちですね!
日米文化の違いを見てみると、改めて日本の良さが実感できます。
最近では、日本でもおせち料理を作らない家庭も増えていると聞きます。
ですが、日本独自の素敵な文化なので、ぜひ次世代にも継承していってほしいなと思います。
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