「ベテランズデーとは何の日?」
「アメリカで定番の過ごし方は?」
ベテランズデーは、アメリカのミリタリー(アメリカ軍)に勤務する人、ミリタリーに勤務していた人に感謝をする日。
日本人にはあまり馴染みのない、興味深い祝日の一つです。

ベテランズって、何か玄人のチームみたいだよね!
ベテランズデーの基本情報


ベテランズデーは、日本語で「復員軍人の日(ふくいんぐんじんのひ)」「退役軍人の日(たいえきぐんじんのひ)」とも呼ばれています。
ベテランズデーはいつ?
ベテランズデーは、毎年11月11日です。日本ではポッキー&プリッツの日ですね。
アメリカでは、国の祝日として制定されています。
わが家が住んでいる地域は、ミリタリー勤務の方が多いので、学校はお休みです。
しかし、州や地域によっては、休みにならないこともあります。
ニューヨーク証券取引所も通常営業です。
ベテランズデーは何の日?
1918年11月11日、第一次世界大戦が終了したことから、アメリカ政府は国の祝日に定めました。
最初は休戦記念日として、後に復員軍人(退役軍人)の日として、祝われるようになりました。
退役軍人とは、現役と予備役を退いた軍人のことです。
現在、アメリカでは全人口の約13%に当たる2600万人の退役軍人がいると言われています。
ベテランズデーの過ごし方


ベテランズデーの特徴は以下の通りです。
ミリタリー関係者が優遇される日
ベテランズデーは、退役軍人や現役軍人が様々な優遇を受けられる日でもあります。(ミリタリーカードの提示が必要。)
例えば、スターバックスでコーヒーが一杯無料になったり、クリスピークリームでコーヒーとドーナツがもらえたり、デニーズで朝食が食べられたり…。
観光地の入場料が無料になることもあります。
ミリタリー勤務の友人は、ベテランズデーは「Free Meal Day」と、お店のハシゴをしていると言っていました。
式典やパレードが開催
毎年、バージニア州にある「Tomb of the Unknown Soldier(無名戦士の墓)」では、公式式典が行われます。
アメリカ大統領が、退役軍人を慰労するスピーチを行ないます。
また、全国各地でベテランズデーのパレードが行われます。
アメリカの星条旗は、半旗で掲げられ、午後11時には2分間の黙とうを捧げます。
ベテランズセール
ベテランズデーには、秋のセールの幕開け日とも言われています。
ホリデーシーズンに向けての値引き合戦は、11月後半のブラックフライデーセールが佳境になります。
ブラックフライデーほどの値引き率はないものの、在庫が豊富なうちに買いたい人は、ベテランズデーセールで手を打ちます。
私も、クリスマスツリーはベテランズデーの半額セールで購入しました。まだ商品も選び放題だったので、この時期で正解でした。
中国では、11月11日が「独身の日」です。最近では、中国の「独身の日」セールに便乗し、アメリカでも「Single’s Day Sale」を行なうお店も増えています。
ベテランズデーのまとめ


アメリカは、本当にミリタリー関係者を大切にする国です。
日々、国民のために働くミリタリー関係者に対し、国をあげて感謝する文化は、とても興味深いです。
日本でも、自衛隊員の日を作ってみてもいいのかなと思いました。ミスドでドーナツがタダとかね。
皆さんは、どう思いますか?
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