世界でも屈指の美しさを誇り、その迫力と壮大さで人々を魅了し続けるナイアガラの滝。
実は、私自身は中学生のときに(父の海外転勤でミシガンに住んでいた)ナイアガラの滝は一度訪れています。
滝を間近で見るクルーズに乗ったことだけは覚えていますが、それ以外はあまり記憶がない…。
そこで、子連れでナイアガラの滝を再訪するにあたって、思い出に残る旅をプロデュースしてみることに。
今回のブログ記事では、わが家の子どもたちに好評だった観光スポットをはじめ、おすすめしたい場所をまとめました。
\ 旅を通じて子どもの英語力を伸ばす /
ナイアガラの滝・観光プランについて
ナイアガラの滝は、カナダのオンタリオ州とアメリカのニューヨーク州の国境にまたがっており、両サイドから観光ができます。
両国の滝周辺には観光施設や展望台が整備されており、多くの観光客が訪れる世界的な名所となっています。
もし旅行期間が2泊以上取れない場合は、どちらかのサイドに限定した方が移動時間が短縮でき効率的に回れます。
一般的にはカナダ側の方が満足度は高いと言われています。
全体的に治安もよく、家族旅行向きの観光スポット。
わが家は、アメリカ東海岸10日間の旅の一部で、ナイアガラの滝に訪れました。
子どもが好きそうな観光スポットがたくさんあったため、2泊3日と長めに時間を取り、車で国境を渡る体験をするためにレンタカーも借りました。
ナイアガラの滝はトロント観光と併せていく方が多いですが、子連れで行けそうなのは、CNタワーくらいしか思いつかず、あまり魅力を感じなかったので、省きました。
カップルや女子旅であれば、トロントのお洒落なレストランやショップ巡りも素敵ですよね。
友達曰く、トロントのチャイニーズは世界一らしい(笑)え?中国は?ってなったけど。
ナイアガラの滝・観光コース(カナダ側)
前日の夜に空港に到着したので、次の日の朝から行動開始。そこから2泊3日で遊び尽くしました。
わが家はレンタカーで移動していたので、郊外の観光から始めて、後半に車なしの観光に切り替えました。
ナイアガラ・オンザ・レイクの観光
子連れと言いつつ、いきなりアルコール…と言われそうですが、ワインが好きなんです(笑)
オンタリオ湖の畔にあるナイアガラ・オンザ・レイク(ナイアガラの滝から車で約30分)には、ワイナリーが点在しています。
かしこまった場所には子連れで行けないので、ファミリーウェルカムのPillitteri Estates(ピリテリーエステート)というワイナリーで、希少とされるアイスワインのテイスティングしてきました。
濃縮された甘いデザートワインは、本当に美味しかった。
フローラルクロック
ナイアガラ・オンザ・レイクからナイアガラの滝に向かう途中、フローラルクロックへ立ち寄り。
日本でよく見る花時計の風景が、カナダでも見られます。
車でなければ、わざわざ行くこともなさそうな場所ですが、観光客もまぁまぁ多かったです。しかも、なぜかアジア人ばかり。
こういうのに惹かれる人種なんですかね。
14004 Niagara River Pkwy, Queenston, ON L0S 1L0
レンタカーは、街歩きの前に車をホテルの駐車場へ。ここからは車なしで回れます。
ナイアガラの滝付近の駐車場は、一日あたり25~30ドルくらいするので、ホテルの駐車場にとめさせてもらうことで、無駄な出費が減らせます。
その際は、一度フロントに車をとめる旨を伝えておくと安心です。
クリフトンヒル街歩き
クリフトンヒルは、ナイアガラの滝を一望できる繁華街。
街全体がアミューズメントパークのような位置づけ。
面白い建物がたくさんあるので、見ているだけでも楽しい気分になります。
中に入らなければ、完全無料。写真を撮るには最適な場所。
電線の上の人形
歩いていたら、たまたま発見した謎の人形。
後で紹介する「The WORKS Craft Burgers & Beer」の目の前にあります。
Believe it or Not(ビリーブイットオアノット)
中はミュージアムになっています。
4960 Clifton Hill, Niagara Falls, ON L2G 3N4
Upside Down House(アップダウンハウス)
上下逆になった家。入場料を払えば、中に入ることもできます。
4967 Clifton Hill, Niagara Falls, ON L2G 3N5
Burger King (バーガーキング)
見た目インパクトのバーガーキング。屋根のジェットコースターにも乗れます。
4967 Clifton Hill, Niagara Falls, ON L2G 3N5
The WORKS Craft Burgers & Beerでランチ
The Works というハンバーガー屋さんでランチ。ここはトロントを中心としたチェーン店。
実は、ネットでリサーチしていると、ナイアガラ周辺のレストランは観光地価格で味もイマイチという声をよく目にしました。
一方、このお店は、なかなかのクオリティ。パテも混ぜ物がないしっかりしたお肉。
何だかんだでチェーン店は強い。
キッズセット(写真左)もありました。
値段は、カナダドルなので一瞬「高っ!」と錯覚しますが、ハンバーガーセットが16~20ドルくらい。(チップ・タックス別)
アメリカの物価を考えると、むしろ安いと感じました。
5717 Victoria Ave, Niagara Falls, ON L2G 3L5
ナイアガラ・スカイホイール(観覧車)
ナイアガラの滝が一望できるガラス張りの観覧車。
大人15CAD、子ども7CAD。チケットはボックスオフィスで購入しました。
日本のようにゆっくり1周するのではなく、早めのスピードで3周くらい。
上から見たナイアガラの滝は絶景!
わが家は昼間の時間帯に行きましたが、夜景が見える時間はさらに素敵だと思います。
4960 Clifton Hill, Niagara Falls, ON L2G 3N4
ナイアガラ・シティクルーズ(遊覧船)
ナイアガラの滝観光と言えば、ナイアガラ・シティクルーズ(遊覧船)。チケットの購入は、ボックスオフィスの他、オンラインでも可能です。
わが家は、オンラインでチケットを購入。
1時間単位(例:10:30~11:30)で販売されているので、その時間内に入場すればOKです。
一隻の船で700人ぐらい収容できるので、一見列が長そうに見えても比較的スムーズに乗船できました。
乗船時間は約20分。アメリカ滝→カナダ滝→アメリカ滝の順番で周遊します。
上から見てみると、滝つぼのかなり中心まで攻めていることが分かります。
水しぶきを全身に浴びたいなら、2階席の右前にスタンバイしておきましょう。
旋回方向の関係で、滝に最も近づけます。
ポンチョはもらえますが(子供サイズあり)出ている部分はもれなく水浸しになるのでご注意を。
足元はサンダル、スマホで写真を撮るなら防水ケースがあると安心。
全く濡れたくない方は、ガラスで覆われた1階席へどうぞ。
通常はエレベーターでフェリー乗り場まで行きますが、+3CADで坂道列車に乗ることもできます。
アメリカ側(霧の乙女号)との違いは?
アメリカにもナイアガラの滝近くまで行く遊覧船があります。
基本的に同じコースで周遊します。アメリカ側のポンチョの色は「青」、カナダ側は「赤」です。
アメリカ側は、花火が見える夜のツアーは運行していません。
ナイアガラの滝観光、アメリカ側とカナダ側の違いはこちらの記事で詳しく比較しています。
5920 Niagara River Pkwy, Niagara Falls, ON L2E 6X8
テーブルロック
カナダ滝を真横から見たい場合は、テーブルロック展望台に行ってみましょう。無料で利用できます✨
ナイアガラ・シティクルーズ(遊覧船)からテーブルロックへは徒歩30分くらい。
クルーズでビショビショになった服を乾かすのにちょうど良い距離でした。
すぐそばにはテーブルロック・ウエルカムセンターがあり、お土産などの購入ができます。
わが家はアイスクリームでちょこっと休憩をしました。
その他、滝を見ながら食事を楽しむことができるレストランや、滝の裏側が見られるアトラクション「Journey Behinds the falls(ジャーニー・ビハインド・ザ・フォール)」もあります。
アメリカ側で風の洞窟に行かない場合は、ジャーニー・ビハインド・ザ・フォールに行くのも楽しいと思います。
6650 Niagara River Pkwy, Niagara Falls, ON L2E 6T2
Japanese Restaurant Yukiguniで夕食
お昼はハンバーガーだったので、夜は和食に。
単に宿泊するホテルの目の前にあるからという理由で選びましたが、思った以上に日本クオリティでビックリ。
店内にもチラホラ日本人のお客さんがいました。下手にオシャレなカフェとか行くよりも安く抑えられます。
5980 Fallsview Blvd, Niagara Falls, ON L2G 3V5
ヒルトン・ダブルツリーに宿泊
予算重視で、ダブルツリー・フォールズビューに宿泊。
観光に便利な場所にあるにも関わらず、値段は割とお手頃。滝が見えるホテルの約半分くらい。
安心のヒルトンブランド品質で、家族連れでもゆったりと過ごすことができました。
6039 Fallsview Blvd, Niagara Falls, ON L2G 3V6
ホテルから花火鑑賞
わが家が行ったときは、夜10時から花火があがりました。
ダブルツリーの高層階の部屋からは、花火がキレイに見えます。
子どもたちは既に夢の中でしたが、部屋から見ることができ、大人だけは十分満喫できました。
その他こちらの観光地も人気
- ジップライン・トゥ・ザフォールズ: 高さ64メートルから滝つぼに向かって落ちていくジップライン。(対象年齢は7歳以上)
- スカイロンタワー: 高さ236メートルの展望台からナイアガラの滝が一望できるタワー。回遊レストランあり。
ナイアガラの滝・観光モデルコース(アメリカ側)
二日目は、カナダからアメリカに移動して観光します。
ホテルで朝食
この日は、ダブルツリーのレストランでゆっくりと朝食。10CADくらいのキッズメニューもありました。
わが家はクレジットカードの特典で朝食が無料でしたが、ホテルで食べない場合は、カナダのコーヒーチェーン店「Tim Hortons」も良いと思います😉
カナダからアメリカへ国境越え
カナダからはレインボーブリッジを渡ってアメリカへ。
待ち時間もなくスムーズに国境越えができました。
聞かれたのは、ビザのステータスくらい。(I-94の更新はしていません。)
ホテルから国境を超えるまでの所要時間は、わずか15分ほどでした。
ナイアガラフォールズ・ビジターセンター
まずはナイアガラフォールズビジターセンターで情報収集。
10 Rainbow Blvd, Niagara Falls, NY 14303
ゴート島の西側パーキングに、まずは駐車。平日は一日10ドル。金~日は15ドルでした。
カナダに比べると、幾分か良心的な感じの値段です。
テラピン・ポイント
アメリカ側は「ナイアガラ州立公園」になっています。
ゴート島・ルナ島・グリーン島を徒歩で渡りながら、カナダ滝・ブライダルベール滝・アメリカ滝の3つを間近で見ることができます。
散策ができるトレイルが整備されており、街歩きよりも国立公園派のわが家としては、こちらの方が落ち着きました。
ゴート島にあるTerrapin Point(テラピン・ポイント)からは、カナダ滝を真横から眺めることができます。
かなりの迫力!さらに、キレイな虹に大興奮。
失敗談
ナイアガラ州立公園では、アメリカの国立公園でお馴染みの「ジュニアレンジャーアクティビティ」ができます。
わが家は、完全にスルーしてしまい、後になって気が付きました…。
レアバッジがほしい方は、ぜひレンジャーに聞いてみてください。
14303 New York, Niagara Falls, Unnamed Road
風の洞窟
続いて、二日目のメインイベント「風の洞窟(Cave of Winds)」へ。
ブライダルベール滝のすぐ下まで行けるアトラクションで、わが家の子供たちは一番気に入っていました。
チケットブースで入場券を購入後、まずはミュージアムのような場所に移動。
時間になったら、トレイルを歩き、ブライダルベール滝まで大接近。
レインコートも配布されます。(子供サイズあり。)
階段を昇ったところが滝に最も近づける場所。ここに立つと、嵐のど真ん中にいるほどの暴風雨。
次男くんなんて、あまりにも楽しかったみたいで、3周もしていました。もちろんビショビショ。
滝の水行後は、すごくサッパリとした顔つきになっていました。
Goat Island Rd, Niagara Falls, NY 14303
軽くランチ
カナダ側は、観光地化が進んでいましたが、アメリカ側は州立公園。
特にゴート島内は、全くと言ってよいほどレストランが充実していません。
子どもたちはお腹がすいたというので、風の洞窟付近にあったSnack Barでホットドッグを購入。
コストコ以下のホットドッグなのにコンボで10ドル越え。おにぎり握ってこればよかったと心底思ってしまう。
24 Buffalo Ave, Niagara Falls, NY 14303
ルナ島・ブライダルベール滝を間近で見る
ルナ島は、アメリカ滝とブライダルベール滝のちょうど間にある小さな島。
滝の間を渡れるなんて、とても珍しい経験ですよね。
ちなみに、ブライダルベール滝のすぐ下に、風の洞窟があり、ビショビショになっている人たちが確認できます。(少し前までそこにいました。)
ナイアガラの滝は、毎年3センチずつ侵食しています。
もしかすると、いつの日かルナ島自体がなくなってしまうのではと、不思議な感情になりますよね。
Goat Island Rd, Niagara Falls, NY 14303
グリーン島経由でプロスペクトポイント
ルナ島からゴート島に戻り、今度はグリーン島を経由して、絶景ビューポイントへ。
プロスペクトポイントでは、アメリカ滝とカナダ滝が一望できます。
151 Buffalo Ave, Niagara Falls, NY 14303
オブザベーションタワー(展望台)
遊覧船「霧の乙女号」の出発地点でもオブザベーションタワー。
クルーズ以外で展望台のみを利用する場合は、一人1.25USDで入場できました。
アメリカ側から全体を見たい方はここからのビューが一番おすすめ!
わが家は、ここでナイアガラの滝の見納めをしました。もうお腹いっぱい滝を味わいました。
332 Prospect St, Niagara Falls, NY 14303
Wegmans(東海岸のスーパー)立ち寄り
せっかくなので、Wegmansに立ち寄り。
Wegmansはニューヨークを中心に、東海岸で展開しているスーパーマーケット。
「アメリカで最も好きなスーパーマーケットランキング」で堂々の1位にも輝いています。
お惣菜系がすごく充実しており、店内もオシャレな雰囲気。
寿司コーナーには、お刺身が柵で売ってました。ニューヨーク州、羨ましいぜ!
郊外型のスーパーなので、レンタカーやマイカー派の方にオススメです。
WegmansDanny’sでバッファローウイングディナー
せっかくバッファローに来たからには「バッファローウイング」を食べねば…と、人気店をリサーチ。
夕飯は、ホテルから車で5分くらいのDanny’sというレストランに行ってみました。
バッファローウイングとは?
鶏肉の手羽を素揚げにし、カイエンペッパーベースの辛めソースをまぶしたアメリカの料理。
ニューヨーク州のバッファロー発祥で、「チキンウィング」や「ウィング」とも呼ばれています。
ここのお店のバッファローウイング、とても美味しかったです。
ボリュームもあって、コスパよし。14.99USDでサラダバーもプラスできました。
わが家は元が取れなさそうだったので、別でサラダを一皿頼みました。
3715 Genesee St, Buffalo, NY 14225
Hampton Inn & Suites Buffalo Airport宿泊
次の日は、バッファロー空港からボストンに向けて出発。
そのため、空港から徒歩15分くらいのハンプトンイン & スイーツ バッファローエアポートに宿泊しました。
部屋は広々としており、快適でした。内装もオシャレ。空港シャトルもあります。
ハンプトンインは朝食付きのカジュアルホテル。嬉しいことに、早朝のフライトの場合は、ロビーにブレックファストが置いてありました。
そういう配慮って大事ですよね。
133 Buell Ave, Cheektowaga, NY 14225
ナイアガラの滝観光を子連れで楽しもう
ナイアガラの滝は、アフリカの「ビクトリアの滝」南米の「イグアスの滝」と並んで「世界三大瀑布(ばくふ)」と呼ばれています。
1万年前の氷河期に形成されたと言われている歴史的な滝。
その圧倒的な迫力に魅了されること間違いなしのスポットです。
ぜひ家族で訪れてみてはいかがでしょうか。
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